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逗子市の胃腸内科・外科 間中胃腸内科外科

逗子市の胃腸内科・外科 間中胃腸内科外科の診療時間は(月・火・水・金・土)9:00~12:00 16:00~18:00(13:30~15:30は内視鏡検査専用時間)休診日:木・日・祝祭日

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過敏性腸症候群

過敏性腸症候群(IBS)とは

過敏性腸症候群(IBS)は、腸に明らかな異常がないにもかかわらず、腹痛や便通の乱れ(下痢便秘)が長期間続く病気です。

腸が過敏になり、ストレスや食べ物に反応しやすくなるため、「腸の調子が不安定になる病気」と考えるとわかりやすいでしょう。

  • 命に関わる病気ではありませんが、放置すると生活の質(QOL)を下げることがあります。
  • ストレスや食事の影響を受けやすく、「また症状が出るかも…」という不安が症状を悪化させることもあります。
  • 適切な治療と生活習慣の見直しで、症状をコントロールすることが可能です。

主な症状

IBSには、下痢型・便秘型・混合型(下痢と便秘を繰り返す)の3つのタイプがあります。

よくある症状「ただの一時的な便秘や下痢」とは違い、数日~数週間続くのが特徴です。

  • お腹の痛み・不快感がある(排便すると楽になることが多い)
  • 下痢・便秘・またはその両方が繰り返される(便通の乱れがある)
  • お腹の張り・ガスが溜まりやすい
  • 便がすっきり出ない感じ(残便感)がある

考えられる原因

IBSははっきりとした原因はわかっていませんが、以下のような要因が関係していると考えられています。

腸と脳のバランスの乱れ

ストレスや不安が、腸の動きをコントロールする自律神経に影響を与えます。

腸内環境の変化

腸内細菌のバランスが崩れると、便通が不安定になります。

食事や生活習慣

高脂肪食・カフェイン・アルコール・香辛料が刺激となることがあります。

感染症や過去の病歴

以前に食中毒や感染性腸炎を経験した人がIBSになりやすいことがわかっています。

検査方法(IBSかどうかを調べるには?)

IBSは、他の病気が原因ではないことを確認したうえで診断されます。

  • 問診・症状のチェック:便の状態・回数・症状の期間などを確認します
  • 便検査・血液検査:感染症や炎症の有無を調べます
  • 大腸カメラ(内視鏡検査):長引く症状・血便・体重減少がある場合に行います
  • 腹部超音波やCT検査:必要に応じて行うことがあります

治療方法(どうすればよくなる?)

IBSの治療は、「生活習慣の改善をしながら、必要に応じて薬を活用する」のが基本となります。

生活習慣の改善

食事の工夫
  • 暴飲暴食を避け、腸に優しい食事を心がける
  • 消化しやすい食品を選び、ヨーグルトや発酵食品を適度に摂取する
規則正しい生活
  • 睡眠不足・運動不足は腸のリズムを乱すので避けましょう
  • ストレス管理が大切(リラックスできる時間を確保する)です

薬による治療(必要な場合)

症状に応じて、以下の薬が処方されることがあります。

  • 整腸剤(腸内環境を整える)
  • 腸の動きを調整する薬(下痢や便秘の症状に応じた治療)
  • ストレス緩和の薬(抗不安薬・漢方薬など)

再発を防ぐためのポイント

IBSは一度良くなっても、再発しやすいのが特徴です。

「自分の腸のリズム」を知ることが、症状をコントロールするカギになります。

  • ストレスを溜め込まない(リラックスできる時間を作る)
  • 規則正しい食事・生活リズムを守る
  • 自分に合わない食べ物を知り、避ける
  • 適度な運動(ウォーキングなど)で腸の動きを整える

受診の目安

次のような症状がある場合は、医療機関を受診しましょう。

  • 症状が1か月以上続く
  • 血便や体重減少がある(別の病気の可能性あり)
  • 日常生活に支障が出るほど辛い

お気軽にご相談ください

「便通の異常が続いている」「何をしても改善しない」場合は、遠慮なく当院に来院・お問い合わせください。

当院では患者様それぞれの症状や生活習慣を丁寧に伺い、無理のない治療方法を提案しています。

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